以前、ワイドショーを観ていたら、
「独身時代はバリバリ働いてたくさん稼いでいたのに、
結婚して子供を産んで専業主婦になったら、
非生産的な毎日にうんざりしています。」
とインタビューで答えていた主婦の方がいました。
それを見た私は「ちょっとわかるな…」と思いました。
「家事と育児が専業主婦の仕事」と言われても、
いくら頑張ったってお給料はもらえないし、
上司に評価されたり、昇進するチャンスなんてありません。
そのうえ、家事の合間にちょっとテレビをつけても
「みんなが一生懸命働いている時間にテレビなんか観ていてい良いのかな」
と罪悪感を感じたり、
たまに友達とランチや自分の買い物をしていても
「夫が働いている時間に、夫が稼いだお金を使っている」
と思うとブルーになって、いつも肩身の狭い思いをしていました。
「私って何?いる意味あるのかな?」と無価値観すら感じていました。
そんな私ですが、日常のちょっとした工夫で、
生活がガラッと変わり、自尊心をもって明るく暮らせるようになったのです!
家事の生産性を上げる
そのころの私は、
「洗濯が終わるまであと15分だからテレビでも観て待つか」
と思ってワイドショーをダラダラ観続けてしまったり、
「掃除機をかけてくたびれたから続きは1杯コーヒー飲んでからにしよう」
と何度も休憩をとったり、
スーパーへ買い物に行く理由でふらっとウィンドウショッピングをして
半日過ぎてしまったりと、マイペース極まりなく過ごしていました。
そこで私は家事のやり方を見直そうと思いました。
毎日何も考えずにしていた家事を、どうしたら効率よく、
短時間で終わらせることができるかを考えてみたのです。
まず実行したのが、
・朝一に洗濯機を稼働させ、夫と子供たちを見送ったらすぐに干せる状態にしておく
・休憩するときは多くても午前と午後の1日2回までと決める
・食材は1度で買い物をする量を増やし、買い物へ行く回数を減らす
という3つでした。
これが色々な面でメリットがあり、
例えば、朝早い時間に洗濯物を干すと
ベランダで朝の空気にふれて清々しい気分で一日をスタートできるし、
休憩でコーヒーやお菓子をつまむ機会が減ったので
ダイエットにもつながるし、
ふらっと行く買い物で衝動買いをして
無駄遣いをすることもなくなりました。
その他にも家事の時間を短縮するために、
電子レンジで温めている間にテーブルのセッティングをする、
鍋のお湯を沸かしている間に少しでも洗い物を減らしておくなど、
ちょっとした隙間時間を使って、その後にする作業を減らす工夫をしました。
主婦って「アレをしながらコレをする」って得意ですよね。
その特技を最大限に活用しました。
フリマサイトで不用品を売る
効率的に家事を進められるようになると、
空き時間ができるので、その時間を使ってフリマサイトで
家にある不用品の販売を始めました。
買ってはみたけど使っていない物って案外たくさんありますよね。
だけど、「捨てたらもったいない」とか「いつか使うかもしれないし」
と見て見ぬふりをして、何年も何年も置きっぱなしにしてしまう…。
昔ちょっと頑張って買った、今じゃ流行遅れのバッグや洋服。
お祝いや引き出物で頂いたけど、我が家には似合わない時計などの置物。
素敵だなと思って買ったけど、実用性のない食器セット。
趣味が変わって聞かなくなったCDや読まなくなった本。etc
それから、子供も物だと、
あまり袖を通してないのにサイズアウトして着れなくなった服や靴。
まったく遊ばなくなったおもちゃや絵本。etc
「捨てるにはもったいないけど、お金になるなら」と、
どんどん売ってみると、これが意外にもよく売れるんです。
捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったもので、
こんな物も買ってくれる人がいるんだな~、とびっくりすることが多いです。
物にとっても、押入れの奥の方で埃をかぶって何年も放置されているより、
欲しい人の手に渡って使ってもらった方が、きっと嬉しいですよね。
フリマサイトって「本当に便利だな!」「開発した人って天才!」
って思うのは、家の中は片付くし、ゴミの量も減らせるし、
使えるものは再利用してもらえるし、
売上金で人が不要になったものを購入して再利用できる。
すっごく経済的で、環境に良いですよね。
私は欲しい物ができると、まずフリマサイトで検索してみます。
検索条件に、読みたい本や、ネットショップで気になっている服などを
保存しておくと、一度読み終えた人がその本を出品していたり、
買ったけどサイズやイメージが合わなくて新品のまま安く出品されている
ことがしょっちゅうあるのでオススメです。
フリマサイトでの売上金は、不要な物を売って得たお金なので、
誰にも遠慮せず好きなものを買って良いってことにしています♪
子供に習い事へ行かせているつもりで自分が教える
今の子供達って、習い事をたくさんしているんですね。
以前、娘に「そんなに家でゴロゴロしているなら、お友達と遊べば?」
と聞いたら、「今日は〇〇ちゃんはピアノだし、明日は公文で、
あさっては水泳だから遊べないよ」と言われて、
そんなに色々やってるの?とビックリしました。
私が子供の頃は、放課後は毎日のように友達と遊んでいましたが、
今の子供達は毎日のように習い事に通っていて、
放課後に遊ぶことは難しくなっているようです。
うちも色々やらせてみたいけど、習い事って結構月謝が高いですよね。
月謝以外にも道具代とかテキスト代とか、諸々掛かってくるんですよね。
そこで、私は「教えられるものは自分で教えてみよう」と思いました。
まず、小学1年生の息子には、英語を教えることにしました。
英語といっても、私は日本人の先生に「ズィス イズ アン アップル」
で教わった世代なので発音は全然ダメなのですが、
本屋さんで買えるCD付きの教材を一緒に聞きながら進めたり、
YouTubeで英語の童謡を見つけて、何度も一緒に歌って覚えさせました。
初めは、「勉強なんて絶対しない!ゲームしたい!」と言っていた息子も、
私と一緒に歌を歌ったり、聞き取った英単語の絵を当てるというような
クイズ形式の勉強は楽しいらしく、遊んでいる感覚で少しずつ
英語が身についてきたようです。
子供の吸収力ってすごいですよね。
ネイティブのCDを聞いているだけなのに、発音は私よりきれいになりました。(涙)
そして、4年生の娘にはプログラミングを教えることにしました。
プログラミングに関しては、全く未知の世界だったのですが、
私も一緒に学ぶつもりで始めました。
「プログラミングなんて子供ができるの?」
「全くわからない私が教えられるかな?」と心配もありましたが、
子供向けのプログラミングアプリをダウンロードし、
本屋さんで買った入門書通りに進めていくと、
ブロックを組み立てていくような感覚で、
簡単にアニメーションを動かしたり、
ゲームを作ったりできるのです!
これは娘も楽しく学べて、教えるつもりで始めた私も
はまってしまうほどでした。
プログラミングって論理的な思考が身につくって言われていますよね。
そのせいか、最近娘の口答えが鋭くなってきました。(涙)
「スクラッチ」は無料でダウンロードできておススメです。
子供に教えることは忍耐力が要りますが、
愛する我が子とコミュニケーションを取る時間が増えることは幸せです。
子供達の上達を感じると、教えることも楽しくなってきて
「私、才能あるかも!将来ホームティーチャーもできるんじゃない!?」
なんて調子に乗ったりしています。
まとめ
- 隙間時間を利用して家事の生産性を上げる
- フリマサイトで不用品を売る ※売上金は自分へのご褒美!
- 子供と一緒に楽しみながら学ぶ
専業主婦になり、マイペースで家事だけをしていた頃にくらべると、
今の生活はちょっと忙しくなりましたが、お給料がもらえなくても、
誰かに認められなくても、今は自分のことが大好きになりました。
自分に自信を持って堂々としていると、周りも変わってくるようで、
家族はますます仕事や勉強に頑張ってくれるようになりましたし、
意識の高いママ友が増え、情報交換をしたり刺激しあって、
私ももっと成長していきたいなと思うようになりました。
あなたも今の日常をちょっと見直して、ハリのある生活に変えてみませんか?