最近は結婚してからも仕事を続ける女性が多いですが、
専業主婦になりたいと思う人もいますよね。
家にいるのが好きだったり、
働くことがあまり好きでなかったり、
旦那さんとラブラブ生活を送りたい人など、
専業主婦になりたい理由はいろいろあるでしょう。
私も子供のころから専業主婦になりたいと思っていました。
でも社会人になるまで、専業主婦への憧れだけで、
専業主婦になるための努力を何もしていませんでした。
「専業主婦になるための努力は必要ない」と勝手に考えていたからです。
しかしあることがきっかけで、
私は専業主婦になりたいという憧れを持っているのに、
何もできていない自分に焦りを感じました。
そこから私は専業主婦になるために努力することにしました。
すると、新婚当初から夫に褒められ、楽しい専業主婦を送ることができたんです。
今回はそんな私の経験をもとに、
私が考える専業主婦になりたい人へのアドバイスをしたいと思います。
最低限の家事ができる
私は子供のころから専業主婦への憧れがあったにもかかわらず、
家事が苦手でした。
社会人になってからも実家で暮らしていたこともあり、
面倒だとか疲れているとか何かと理由をつけて、全部母に任せていたのです。
特に料理は全く好きになれず、本当にひどいものでした。
しかしある日父から、
「全然料理もしないで結婚したらどうするんだ」と言われたんです。
そのころは夫と付き合って数年経っていたころで、
結婚についても少し考え始めている時期でした。
普段は私に何も言わない父からの説教に私はようやく、
「このままではいけない!」と焦りを感じたのです。
そして、たまたま一週間両親が旅行に行く機会があったので、
「まずはこの一週間料理をとにかく頑張ろう!」と思いました。
しかし、今まで仕事から帰ったら出されたご飯を食べてぐうたらしていた私。
キャベツの千切りや卵焼きすらまともにできない私。
そんな私がいきなり慣れないことを根詰めてやってしまったので、
私は熱を出してしまいました…。
専業主婦になりたいのに料理を作ったら体調を崩すなんて、
本当に自分が情けなかったです。
このときにはじめて私は、
専業主婦になるためにも努力することが必要なのだと思いました。
そこで今度は、休みの日に、
無理のない範囲で少しずつ料理の練習をすることにしたのです。
最初は味付けや切り方など、何度も失敗を繰り返し、
弟からは「こんなの食べられない!」と本気でキレられたりもしました。
しかし私は、専業主婦になることを夢見て、料理を作りつづけました。
すると少しずつ料理の腕が上がっていき、
両親からも弟からも「おいしい!」と褒められるようになったんです。
私は褒められて育つタイプのようで、
褒められたことでもっともっと料理ができるようになりたいと思うようになり、
だんだん料理が楽しくなってきました。
そして私は、作れるレシピは多くありませんでしたが、
結婚して毎日手作り料理を出せるようになったのです。
夫からは
「料理頑張ってくれてありがとう」
と喜んでもらえました。
そして、決して料理が得意でなくても、
夫は自分のために作ってくれるその気持ちが嬉しいのだということも知りました。
もし私が、あのとき父からの言葉に耳を傾けず料理をしていなかったら、
結婚してから卵焼きもまともに作れず本当に悩んでいたと思います。
夫に専業主婦になることを了承してもらう
これは努力することとは少し違いますが、
彼との間で結婚の話が出た時に、彼に
「自分が専業主婦になりたい!」
ということを理解してもらえるかが大切だと思います。
私は今の夫と出会う前に、付き合っていた男性がいました。
付き合い始めてから数年、その人は
「結婚したら男の人の収入に関係なく、二人でバリバリ働いて、とにかく稼ぎたい」
という強い意志を持っている人だということを知りました。
私はこれを聞いたときに、
自分が一番理想としていた生活からかけ離れた価値観を持って彼との未来が、
全く見えなくなってしまったのです。
もちろんこれだけが原因ではありませんが、結局その彼とは別れることになりました。
そして今の夫と出会いました。
付き合ってから1年後、夫が自分と同じ価値観であることを知り、
「この人とならやっていける!」
とホッとしたのを覚えています。
私は実際に夫と結婚し、専業主婦という夢を叶え、
毎日楽しく暮らすことができるようになりました。
もちろん経済的事情で働かざるを得ないといったことはあるでしょうし、
私自身もいずれは働かざるを得ないと思っています。
でも、そもそも
「家庭に入りたいのか、社会で働きたいのか」
「家庭に入ってほしいのか、働いてほしいのか」
という価値観は、結婚生活の中でも基盤となる部分だと思っています。
自分が私のように
「絶対に絶対に専業主婦になりたい!」と思っている場合、
彼が彼女に
「専業主婦になってほしい」
「どっちでもいい」
「できれば働いてほしいけど、どうしても専業主婦になりたいならそれでもいい」
といった価値観を持っていれば、自分の理想の結婚生活を送れるでしょう。
でも、最初から彼に
「絶対に働いてほしい」と言われたら、息が詰まってしまうと思います。
なので私は、結婚する前に、彼の理想の家庭像を確認しておくことは大切だと考えています。
専業主婦になりたい人は、一度彼に気持ちを聞いてみるといいかもしれません。
お金の管理や節約ができる
私はもともと、お金の管理について考えたり、節約することが好きでした。
なので、結婚する前に家庭を築くためのお金の管理方法や節約方法を調べておき、
新婚当初から我ながらしっかりとお金の管理ができていたと思います。
でも、もし私がお金の管理や節約が苦手だったらどうなっていたでしょうか。
私の夫は決して給料が高い仕事ではないので、
正直節約していても生活はカツカツです。
もしお金の管理や節約ができていなかったら、
毎月赤字、ボーナスでも補いきれなかったでしょう。
お金がどんどんなくなる不安やイライラで、
一番ラブラブなはずの新婚生活もストレスになり、
「こんなはずじゃなかった…」と後悔していたと思います。
夫はやりたくもない仕事を毎日やって、
職場で理不尽なことを言われながら必死になって稼いできてくれているのに、
私は夫に感謝の気持ちも持てなかったでしょう。
これでは旦那さんも次第に不満が溜まり、夫婦喧嘩も増えていたかもしれません。
こんな暗い専業主婦生活を想像したら、誰でもゾッとしますよね。
そう考えると、私はお金の管理や節約が好きで本当に良かったと思っていますし、
毎月カツカツでもハッピーな専業主婦生活を送れているのだと感じています。
専業主婦になりたい人は、お金の管理や節約ができるようになると、
楽しい専業主婦生活を送れると思いますよ。
まとめ
1.最低限の家事ができる
2.夫に専業主婦になることを了承してもらう
3.お金の管理や節約ができる
今回は、専業主婦の私が考える、専業主婦になりたい人へのアドバイスをお伝えしました。
将来専業主婦になりたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。